ポールの作品は、当然だけれどビートルズのアルバムよりはるかに多く作られている。解散して40年近くがたつなかでずっと創作活動をしているわけだから、わずか8年間のビートルズの記録よりは当然アルバムの枚数もはるかに多くなる。それでも、ビートルズの作品は輝くわけだから、とんでもないビートルズという遺産を背負い込んだ本人たちはビートルズの存在を常に意識していたのだろう。
ポールの数ある作品の中で、好きな曲を書き出したら実はいくらでもあってどんどん書いていける。解散後、ポールの作品は決して悪くない。ただ、そばにあの3人がいないだけでどうしても価値が減る。それがファンというものだろうか。
好きな作品、C'mon peopleは大好きだ。ジョンを意識したのだろうし、コンサートでもジョンの写真をバックに歌った記憶が鮮明だ。このメロディの高揚感はポールのバラードの特徴だけれど、もしビートルズとして発表されていればやはり名作として残っていくような作品のように思う。
ビートルズの凄いところはそこじゃないか。4人で作ると、普通の作品がそれ以上の意味を持ってくることすらある。全員の作品が混ざり合うと、なぜか単体の作品の生命力を増幅させてしまう。
C'mon peopleはポールの凄い才能を見た思いがする作品だったし、ずっとさかのぼればLittle lamb dragonflyやSome people never know, Dear boy, Love in song あたりの若き頃の作品の質をも凌駕している気すらした。おそらく、ポールはこの作品を作るときかなりジョンを思い出したり意識したりしたのではないだろうか。それがこの曲の生命力を増幅させたように思ってしまう。勝手なファンの心情だけれど。
本当に聞いてて泣ける作品なのだ。
C'mon people, C'mon, C'mon, please please me, だよ、まったく。
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