ポール

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 ポールが過小評価されるって話は前にも書いたけれど、それはポールに限らずおそらく有名になるほど誰でもが批判の対象になるから仕方がないような気もする。しかし、ポールの場合は、あまりに差が激しいから余計なのだろう。

 サージェントペパーから解散まではビートルズは明らかにポールの独壇場だった。その時期、なにをやってもサマになったのはジョンやジョージよりもポールだった。解散してからジョージが爆発して、ジョンが底力を見せて、それでも結局はポールがBand on the runやVenus and marsで凄さを見せては、結局ウィングスは70年代でエルトンジョンとともに最もレコードを売ったアーチストになった。ポールは結局は音楽では負けていないのだ。

 ただ、それ以降はジョンも死に、ビートルズも遠のくにつれて、ポールはどこかしら「流し」ながら創作活動を続けてきたような印象も持っている。何かを変えようとか、負けまいとか、才能を出し切ろうとか、そんな姿勢はもともと彼らにはないものの、作品そのものにもどこか挑戦する姿勢はなくなっていった。

 でも、批判はあれどそれでいいように思う。ビートルズは誰もが超えられない壁だし、それは本人のほうがよほど痛切に知っていたように思う。ジョンもいなくなった後、あとは流れるように好きな音楽を作ることが快適な生活だったように想像してしまう。

 もちろん、もしジョンが生きていたりビートルズがなにかしらで集まるなら相当姿勢は変わったのだろう。

 ポールは絶対にビートルズの核だった。批判するほうは、ポールをビートルズの核としてみる。だから流れる姿勢は気に入らないし、許せない。偉大さゆえのいたずらなのだろうか。

この記事へのコメント
 ポールがへザー・ミルズとの離婚訴訟において、2,500万ポンド(約59億円)の財産分与(慰謝料?)を認めたそうですね…。事の発端が何なのか詳しく知りませんが、ちょっと気になったもので…。


 ポールがビートルズの核だった、という意見には賛成です。
2007/02/09(金) 18:56 | URL | あきら #-[ 編集]
あきらさん:
離婚も晩年になると大変だと思います。ポールはリンダとは長い間いい夫婦だったのでなおさらこれが最後の失敗となるかもしれません。確かに、今回の女房は顔に少しばかり意地汚さが出ていたように思うのは私だけでしょうか??
2007/02/10(土) 12:10 | URL | Cavern #-[ 編集]
確かに後期のビートルズはポールのリーダーシップのもとグループ活動を継続していったのですが、それが他のメンバーには面白くなかった事もあり、結局は解散に至った面もあると思います。ポールにとっては皮肉な結果となってしまい、ポールファンの僕としても辛いです。
2007/02/10(土) 19:40 | URL | 間 健治 #-[ 編集]
ビートルズファンであっても違っても、ジョンファンでも違っても、ジョージファンでもそうでなくとも、最初にビートルズの曲で素直に感動したのはおそらく誰もがポールの作品であり、彼の才能であることが多いはずです。ポールには大衆を音楽で動かす才能はおそらく誰よりもあったのでしょう。確かにジョンやジョージは言葉や行動で大衆を魅了できますけれど、ポールの音楽がなかったらあれだけビートルズがメジャーな存在にならなかったと思っています。もちろん、ジョンやジョージがいたからさらに知性的で哲学的な側面でもさらに存在感がでたので、やはり全員すごかったわけですが。でもやはりポールは偉大なミュージシャンですね。
2007/02/10(土) 20:50 | URL | Cavern #-[ 編集]
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