今、夢の旅人を聞きながら…これが出たとき、僕は高校を卒業する頃だった。それは今でも記憶に残っている。でも、高校時代一番記憶に残っているのは、学園祭でハードデイズナイトの映画をクラスで上映したこと。
入場料50円くらいだったろうか。学校中にポスター貼って、男子校だから女子高からのゲストを期待しながらも…でも僕自身はなんたって本当にあの映画が目の前で見れるってことが嬉しくて3日間の学園祭の間、たのしくて仕方なかった。ポスター制作、パンフレットの文章書いて、そのうえ映画上映前に勝手にマイクもって客席前にしてマジで映画の解説までやって…今考えると恥ずかしさで顔から火が出るって。
映画はその頃、ビートルズファンクラブの前身だったビートルズシネクラブが売っていた8ミリフィルムだった。2万円くらいだったと思うけれど、クラスで数人のファンで資金出し合って買った。もう誰がなんと言おうと、わがクラスではこれが学園祭の行事!ってな押し切りでやり遂げた。馬力だ。
上映は人気で毎回満席だった。最後の上映の時、上映しているファンの自分たちは当然だけれど、特にファンじゃない他のクラスメート、それに客席をちゃんと埋めてくれた女子高生(なんとういう麗しい響きじゃ!)たちまでがあのヘリコプターからビートルズが飛び立ったあと、大拍手でスタンディングオベーション。普段はタバコすってツッパッた連中、友達も少ない無口な奴、バリバリのハードロックギタリスト、落語研究会の奴、体育系しか能がない奴、勉強だけのクラス委員の黒メガネ君、それに客席の麗しき女子高生たちまで、全員が大喜びの映画になった。
感動的な体験だった。もちろんビートルズの映画にも僕は感動したけれど、それ以上に普段は全然共通の趣味もなさそうな皆まで感動して最後まで共に涙も流せたことがもっと大きな感動だった。日本もまだそんなことが許される純粋な時代だったんだろう。ビートルズはもう大人だったけれど、僕達はまだまだ青春だったのだ。今はパステル調の思い出に染まるような、そんな時代。
あれはもう30年も前の話。僕もすでに40代後半になった。でも、僕達のクラスメートと客席の皆の胸の中には、高校最後の学園祭の記憶がモノクロのビートルズのフィルムそのままに消えずに残っている。
入場料50円くらいだったろうか。学校中にポスター貼って、男子校だから女子高からのゲストを期待しながらも…でも僕自身はなんたって本当にあの映画が目の前で見れるってことが嬉しくて3日間の学園祭の間、たのしくて仕方なかった。ポスター制作、パンフレットの文章書いて、そのうえ映画上映前に勝手にマイクもって客席前にしてマジで映画の解説までやって…今考えると恥ずかしさで顔から火が出るって。
映画はその頃、ビートルズファンクラブの前身だったビートルズシネクラブが売っていた8ミリフィルムだった。2万円くらいだったと思うけれど、クラスで数人のファンで資金出し合って買った。もう誰がなんと言おうと、わがクラスではこれが学園祭の行事!ってな押し切りでやり遂げた。馬力だ。
上映は人気で毎回満席だった。最後の上映の時、上映しているファンの自分たちは当然だけれど、特にファンじゃない他のクラスメート、それに客席をちゃんと埋めてくれた女子高生(なんとういう麗しい響きじゃ!)たちまでがあのヘリコプターからビートルズが飛び立ったあと、大拍手でスタンディングオベーション。普段はタバコすってツッパッた連中、友達も少ない無口な奴、バリバリのハードロックギタリスト、落語研究会の奴、体育系しか能がない奴、勉強だけのクラス委員の黒メガネ君、それに客席の麗しき女子高生たちまで、全員が大喜びの映画になった。
感動的な体験だった。もちろんビートルズの映画にも僕は感動したけれど、それ以上に普段は全然共通の趣味もなさそうな皆まで感動して最後まで共に涙も流せたことがもっと大きな感動だった。日本もまだそんなことが許される純粋な時代だったんだろう。ビートルズはもう大人だったけれど、僕達はまだまだ青春だったのだ。今はパステル調の思い出に染まるような、そんな時代。
あれはもう30年も前の話。僕もすでに40代後半になった。でも、僕達のクラスメートと客席の皆の胸の中には、高校最後の学園祭の記憶がモノクロのビートルズのフィルムそのままに消えずに残っている。
この記事へのコメント
ハードデイズナイトは若さ溢れる彼らの日常をドキュメンタリー風に追った作品ですが何故か見る度に切なくなります。それは二度と戻って来ることのない青春の一時期、そしてビートルズを意識させられるからでしょう。
2008/04/19(土) 09:10 | URL | 間 健治 #-[ 編集]
よくわかりますね。
この映画ではジョンもポールもジョージもリンゴも全員がはじけてました。本当に嬉しそうに若々しい。ジョンですら哲学者のイメージはないし、ジョージも一番若くハンサムなビートルでパティにも出会って?最高のイメージです。本当にこの頃は4人は若く全員が平等に仲良かったんだろうと想像できます。あれだけ個性の衝突で終わったビートルズの疾走する時期。
でも、これも戻らないこと。そしてあの時代だけの青春の純粋さも確かにそこにあります。いまどんなアイドルバンドが出てきても、この青春の色はでないでしょうね。どちらがいいとは言えませんが、ビートルズの色こそが私の時代の若さでした。終わったんですね、やはり。
この映画ではジョンもポールもジョージもリンゴも全員がはじけてました。本当に嬉しそうに若々しい。ジョンですら哲学者のイメージはないし、ジョージも一番若くハンサムなビートルでパティにも出会って?最高のイメージです。本当にこの頃は4人は若く全員が平等に仲良かったんだろうと想像できます。あれだけ個性の衝突で終わったビートルズの疾走する時期。
でも、これも戻らないこと。そしてあの時代だけの青春の純粋さも確かにそこにあります。いまどんなアイドルバンドが出てきても、この青春の色はでないでしょうね。どちらがいいとは言えませんが、ビートルズの色こそが私の時代の若さでした。終わったんですね、やはり。
2008/04/19(土) 13:46 | URL | cavern #-[ 編集]
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