もう一回ジョンのコードの話

ここでは、「 もう一回ジョンのコードの話」 に関する記事を紹介しています。

前回、ハードデイズナイトのコードのこと書いたなあ。
でも、今日ギターいじっててまた思ったけれど、ジョンのコードは不可解だ。

ストロベリーなんてアホじゃないか?っていうコードであんな名曲になるけど、どうやってあの和音引っ張り出してきてんだろか?生きてたら絶対聞きたかったなあ。

Sexy Sadie と I'm so tired のコードは同じように展開するけれど、最初にGからF#に行くところがなんとも気持ちいい。最高。なんじゃあの快感のクダリは。Sexy Sadieは、最後のジョージのギターがこの和音に絡むのだけれど、それがまたカッコいい。超快感。

でも、この和音、おそらく最初に始まったのはIf I fell かなあ…あの半音ずつさがっていくイントロ。あれで、あの美的なメロがどうやって出てくるんじゃ?常人じゃ不可能だって。聞いていると、滅茶苦茶きれいなイントロのメロだけど、きれいだからって、歌ってみると常人にはあまりに難しいメロ。絶対、音痴にしか歌えないのが普通。でも、ジョンが歌うと、あっさり決まる。

とんでもない展開やっておきながら、それでクラシックやプログレみたいな単なる難しい旋律になるわけでもなく、恐ろしく美しい「歌」になってしまう。いまさらだけれど、本当に参るって。

ビートルズの作曲家の3人は全員奇想天外なコード使ってたなあ。まあ、だからこそオリジナルだったんだろうけれど。ポールにしても、語るともう切りない。とにかく下手にギターなんていじってると、またはまっちゃうよなあ。

考えるとあまりに不思議なことなんだけれど、音になるとそれがあまりに快感なもんだから。
これだからやめられないってか…



この記事へのコメント
初めてビートルズを聴き始めた30年前、
私もいろんなところで度肝を抜かれました。

If I fellのコード進行ももちろんだけど
例えばAll I've Got To Doのイントロ。
例えばThings We Saidの"...and that's enough"から
いきなり"to make you mine, girl"と繋がるところ。
A Day In The Lifeなんて、最初から最後まで驚きっぱなし。

それが20世紀半ばのことだったんですからね……
まさに奇跡だと思います。彼らの存在そのものが。
2008/04/14(月) 12:32 | URL | GORICO #-[ 編集]
ビートルズの音楽は革新性と普遍性が共存していますね。単に奇をてらうのではなく素晴らしい何かを創造する為に音楽的チャレンジをしたんでしょう。MichelleはFマイナーの曲なのに歌い出しはFメジャーのコードで始まるスリリングな展開、なのにあのスタンダード感。彼らは本当にとんでもない次元で曲作りをしていたんですね。
2008/04/14(月) 21:52 | URL | 間 健治 #-[ 編集]
GORICOさん:

こんにちは。ふむ、いいところをご指摘くださりありがとうございます。あのポロン〜というコードの出だしは味です。それもジョン風の音ですね。初期の作品からして、ビートルズは過去に例を見ないミュージシャンでした。それが加速して最後はアビーロードメドレーというとんでもないエンディングをやってくれてしまった。本当に困ったエンディングです。あれだけの作品だして終わってほしくなかったですね。次が聞きたくなるって。

間さん:

お久しぶりです。ミッシェルですか。あれも凄いですね。あの美的なメロディなのに(ポールの言うとおり)ビゼー的な響きと不協和音の無茶苦茶なコード、なのに調和がある美しさ。マイナーな出だしには感じませんね。あのベースの響きは本当に革命でした。Here There も凄いですけどね、ミッシェルはさすがポールですね。これも即日レコーディングだったようですから、本当に困った話です。

ビートルズは全く異次元の作品を簡単に作りましたが、恐るべき異端児でした。エネルギーが爆発したと思えば、複雑怪奇な作品でもそこにはダイヤモンドのような透明で永遠の美があったということでしょうか。ビートルズは好きな人と語ると本当に切りないですね。終わならくなりそうです。
2008/04/14(月) 23:26 | URL | cavern #-[ 編集]
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
この記事のトラックバックURL
http://cavern.blog76.fc2.com/tb.php/190-05ddab4b
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック