朽ち果てないアメリカと現在形のビートルズ

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ポールの慰謝料が46億円で決着しそうだ、というニュース。

これでどうも感覚が変だったのが、ニュースで聞こえてくるドルの話。テレビでは50ミリオンというニュースになっているのだけれど、これでいつもなら60億円、少なくとも50億円以上にはなる。ところが、今では円高、というよりはなはだしいドル安でこの有様。

サブプライムでアメリカがバブル崩壊に追い込まれそうな感じだけれど、これからさらにドル安になると日本もまた景気は停滞しそうだ。

だいたいにして、アメリカの好景気が嘘のように長すぎた。今回はそのつけがやてきたってことだろう。アメリカの一国支配で世界は長い間我慢状態だったけれど、それもやはり永遠には続かない。日本もかつては、永遠に世界を制覇しそうな経済状況だったけれど、今はひとつの先進国に過ぎない。同じ状態はやはり簡単には維持できないのだ。

しかし、それでもアメリカは世界の頂点としておそらくは永遠にその座を譲らないような気もする。経済は停滞し衰えても、素質としての潜在力はそう簡単に変わらない。国家としてのアメリカはそのくらい強く見える。

アメリカドルの弱さを見ていると、1970年代、解散後に主役を他に譲ったビートルズを思い出すなあ。ハードロックやプログレに主役が移って、ビートルズは過去のようになっていった。でも、結局はビートルズは今に至っても常に「現在」のままでいる唯一、または数少ない過去のアーチストなのも事実。どんなものにも欠点や低迷はある。それを乗り越えていける、ということが本物の証明でもあるのだ。

アメリカは、また戻ってくるだろう。そんな気がする。
でも、日本はこれからまた戻れるのだろうか?


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