芥川賞とMBE勲章・ジョンレノンと三島由紀夫

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本読んでて思ったこと…

三島由紀夫も太宰治も芥川賞は受賞していない。なぜだ?
あの作家をして受賞できない?

でも、それってどうでもいいような気がする。誰か他の人が認めるかどうか、それだけの問題だけれど、自分の理解度を超えていくと、審査するほうがよほどレベルを問われる。彼らに限らず、受賞を逃して去っていく巨匠は文学に限らず、たくさんいる。

アカデミー賞にしてもグラミー賞にしても、そんな意味でしかないからあのビートルズも受賞は少ない。それでいいのだよ。賞というのは偉大な功績をたたえることはできても、絶対的な価値を計ることはできないのだ。

最近、アメリカのアワードにしてもそうだけれど、見ているとどうもイベントにしか見えなくなった。賞がほしくて騒ぐことなどない。結果、あげますよ、といわれたら「くれるならもらうよ」という程度でいいの。ほしくて騒ぐほど凡人の証明になるから、やめたほうがいい。

でも、若い時代はほしいだろうな。なんたって世界に認められた、という感慨に浸れるわけだから。ある程度の満足度はあるだろう。

三島も太宰もおそらくは死に際に後悔はなかったろう。認められないから騒ぐこともない。アイデンティティがあるから、賞や美辞麗句はなくても大丈夫。自分の路線で生きただけ。お笑いは、確か三島由紀夫は芥川賞の選考委員になったんじゃなかったか?(記憶違いじゃなければ)


そういえば、ジョンレノンもMBE突っ返したけれど、よくわかる。ジョンにはいらないものだったのだ。社会と反目してつかんだ地位を、体制に受け入れられたかのようなシンボルで終わりたくもなかったろう。

才能はそれ自体がアワードであって、それ以外のものはアワード側のほうがハクをつけたいから才能に対して贈っているだけ。

三島もジョンもそれを示してくれた。だから、わが道を生きよう。
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