ジョンがOh My Love を歌ってる映像が出ているけれど、断片ではなく流れで全部見たのはこれがはじめて。
ジョージもいるし、ニッキーホプキンスもいる。みんな若い。でも、もうみんないない。まるで天国のセッション風景のようだ。
ジョンはこの曲は弾き語りしてたってのもこれを見て知ったけれど、ジョンはイマジンといい、マザーといい、この曲といい、ピアノを弾くとギターのあのロックンローラーの雰囲気から一気に変わる。ロックンローラーの時は時代を切り裂くエネルギーと野性味溢れる個性丸出しになるけれど、ピアノをこうして弾くと清らかな魂が突然現れてくる。
ポールも(ジョージもたまには)ピアノを弾くけれど、ジョンほど変貌はしないように思う。ジョンはピアノに座ると、突然、聖人のような雰囲気を醸し出してしまう。なぜだろう。
理由なんてわからんけれど、おそらくジョンにとってギターという楽器はロックだったし、ピアノという楽器はロックよりも語りの楽器だったのではなkのだろうか。勝手な邪推だし、ジョン自身もそんなことは考えていなかっただろうけれど、ジョンファンとしてはどうもそう感じてしまうのだ。ジョンが弾くピアノはどれもが透明感溢れる澄み切った雰囲気を作り出す。イマジンなんて音はこもっているのに、聴いていると魂が昇華していく感覚になる。
この体験は他のミュージシャンではなかなか出来ない。この感性はピアノを弾く「うまさ」というテクニックで出てくるものでもない。凄いことだね。
でも、余計な話だけれど、ジョンはピアノの手元をあまり見ないでピアノを弾いている。それにこの曲のアルペオは簡単そうに見えても、未熟な人が弾くとすぐに指先が狂いやすい。ジョンはおそらくこれに限らず新曲の練習なんてギターでもピアノでもそんなにやらないでレコーディングに入っていたはず。
しばしば思っていたことだけれど、ジョンはやはりギターもピアノも巧い。巧いから練習なしでもどんどん録音できたのだろう。もちろん、隣にいるジョージも同じなんだけど。
ビートルズは下手だといった人たちへ…
同じことできないでしょ?
この記事へのコメント
ジョンがピアノを弾くと一気に詩人ジョンになりますね。優しいタッチで自分の考え、心情を表現しています。強いタッチで様々な曲を演奏するポールとは対象的ですね。
2008/03/02(日) 01:15 | URL | 間 健治 #-[ 編集]
ジョンよりも、ポールはさらにピアノが巧いので、ロックンロールでも何でもピアノでもギターでもやってしまうのかもしれません。ポールに音楽で不可能はないような…。でも、ポールの凄いのは、左利きであのピアノは凄い。右手の旋律もきれいに出しますから。でも、当然ながら左手のベースはまねできない音量とタッチですね。マーサマイディアなんて左利きだからの曲のような気もします。
2008/03/02(日) 17:12 | URL | cavern #-[ 編集]
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