ジョンの鼻と俺の姿

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実は俺は鼻が低い。なんという告白じゃ。
でも、それが結構なコンプレックスで長い間苦しめられた。最近はすでにそれも悟りを得て、それだけが全てじゃない、とまで思えるように成長した。凄いことだ。自分で自分を褒めてあげたい、というのはこんなときに使うせりふだって(?)。

一番、鼻で憧れたのはなんといってもジョンレノン。
あの鷲鼻、好き嫌いはあるだろうけれど、俺はあの鼻が羨ましくてしかたなかった。鋭く、クールで知的、それでいて芸術的じゃないかって。もしジョンが(考えられんけれど)鼻がブッつぶれてたら、あんなにもカリスマにはならなかっただろうって。アーチストにとって、特にロックミュージシャンにとっては鼻は立派なモニュメントなのだ。鼻がつぶれたロックミュージシャンなんて、はっきり言って、ダセイぜ。

だから俺はロックミュージシャンをあきらめ、好きなピアノを弾くときもジャズをひくことにした。ジャズなら、容姿は後付でいい。と、勝手に解釈している。

ジョンの鼻、声、会話、目、メガネ、髪型、スタイル…あのシェイプ、あのフォルムを超えるアーチストはもう不世出なのではあるまいか。才能と形があれだけ合致したのは、すでにそれ自体がアートでありオブジェのようなものだって。


せめて、対向できるのは、Let it beのジャケットのポールの髭。
ホワイトアルバムに付録で付いていたジョージの正面の顔写真。

これも正にロックの肖像だった。これも憧れまくった。でも、遠かった。


一応、リンゴスターについて言えば、あの鼻はちょっとでかすぎるかなあ。
でも、リンゴはスティックもってドラムに座るとなぜか神々しくなる。あれもビートルズマジックだろうな。

俺は、いったいどんな風景が自分にあってるんだろう?
下手すると、PC前にパジャマ姿で片手にカップヌードル、なんてのが俺???
つらいなあ…


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