昨日はポールのニュースでちょっとダウン。
でも、とにかく祈るしかないなあ。
ちょっとビートルズの古いアナログ盤を聞いていた。古いジャケットを見ていてしばし考え込んでしまった。俺も年かなあ?
彼らのデビューアルバムからサージェントまではわずか5年。まあ、すごいことだ。あのサージェントペパーがジョンが27歳のとき。ポールは25歳。ジョージは24歳だった。
She loves you や抱きしめたいみたいな初期の作品も聞いて、久しぶりだけど、やっぱりすごいなあという感想に至った。20歳過ぎたばかりの連中が、それも音楽の教育もなにもない連中が、なんであんなに複雑なコードやリズム使いきってたんだろう。ビートルズの作品は、みんな簡単でシンプルだというけれど、一度でもギターやピアノでコピーでもしたなら、おそらくとんでもなく複雑で難しいことがわかる。できないのだ。あの発想についていけない。
耳にはあまりに快適に響くけれど、実際に真似などとてもできない。
ギターのコードひとつでも普通の連中じゃ聞こえない音までがからんで「あの味」をかもし出している。わざわざ複雑な音響にしなくても、簡単にできるのだけれど、それは天才には物足りない音なんだろうし、そんな簡単な音は彼らの頭には響いていないということ。最初から、あの味まで作曲してしまっているわけだ。
イエスタデイが22歳の作品か?なんじゃあの和音とアイディアは。
ミッシェルが23歳の和音か?あの響きはなんじゃって。
If I fell のコードはなにを考えてんだって?あのコーラスはなんであんなに美しいのじゃ。
Tomorrow never knows が25歳の音世界かって。なんなのだあの達観した世界は。
ポールがいってたけれど、ミッシェルのレコーディングなんて数時間で終わりだったらしいし、ガールなんてジョンが一度歌ってその場でジョージがギターのメロ決めて、コーラスその場でつけて終わりだったらしい。そのころまではほとんどが、その場で完成するのが録音だったらしいし、今みたいに何度も何時間もかけるのはタブーだったようだし。
最初は、彼らもすごい作曲できるんだと感心したけれど、もう今ではそんなことも思わない。
要するに、彼らはそれが「彼らのあまたの中でなっている音だった」ということなのだろう。もがいてもがいて探し当てた音じゃなくて、それが「彼らが聞いていた音、彼らの音」だったということ。
最初から聞こえない音を探しているわけじゃなくて、単に鼻歌のときにすでに聞こえている音だったのだろう。天才の音なのだ。それが彼らの味であって、天才の味付けだったわけだ。
彼らの演奏テクニックだけ見ればコピーできるミュージシャンはもちろんいるだろう。決してビートルズは下手じゃなかったけれど、超卓越していたわけでもない。でも、あの味は出ない。出せない。聞こえない。ほかのミュージシャンの頭には響いていない音なのだ。彼らがリバプールで生まれ育ち遊ぶ中ですでに血液のように体の中に流れていた味であって、音世界なのだろう。
コード展開が奇抜、アイディアが芸術的、既成概念を壊した、そんなことは語りつくされたし、自分も相当議論した。
でも、彼らは議論もせずにただ「やった」だけ。考えてあのコード展開を生み出したんじゃないし、もがいて芸術を作ったわけじゃない。ただ、自分の中の味を音にしただけ。
彼らの音は世界の誰の体の中にも存在しなかった。だけれども、彼らの血液のような音の洪水は世界の人間を幸せにする力があった。そして、世界の人たちはその音を喜びを持って受け入れた。けれど、彼らは単に自分の音をはきだしただけだった。
今では、ほかの誰も彼らの音を再現できないことは知っている。それが天才の音だったということもわかったのだろう。あまりに快適だからみんながあんな音を作りたがったけれど、いままで誰もできなかったんだから。
本当に神が選んだ人たちなのかもしれないなあ。
でも、とにかく祈るしかないなあ。
ちょっとビートルズの古いアナログ盤を聞いていた。古いジャケットを見ていてしばし考え込んでしまった。俺も年かなあ?
彼らのデビューアルバムからサージェントまではわずか5年。まあ、すごいことだ。あのサージェントペパーがジョンが27歳のとき。ポールは25歳。ジョージは24歳だった。
She loves you や抱きしめたいみたいな初期の作品も聞いて、久しぶりだけど、やっぱりすごいなあという感想に至った。20歳過ぎたばかりの連中が、それも音楽の教育もなにもない連中が、なんであんなに複雑なコードやリズム使いきってたんだろう。ビートルズの作品は、みんな簡単でシンプルだというけれど、一度でもギターやピアノでコピーでもしたなら、おそらくとんでもなく複雑で難しいことがわかる。できないのだ。あの発想についていけない。
耳にはあまりに快適に響くけれど、実際に真似などとてもできない。
ギターのコードひとつでも普通の連中じゃ聞こえない音までがからんで「あの味」をかもし出している。わざわざ複雑な音響にしなくても、簡単にできるのだけれど、それは天才には物足りない音なんだろうし、そんな簡単な音は彼らの頭には響いていないということ。最初から、あの味まで作曲してしまっているわけだ。
イエスタデイが22歳の作品か?なんじゃあの和音とアイディアは。
ミッシェルが23歳の和音か?あの響きはなんじゃって。
If I fell のコードはなにを考えてんだって?あのコーラスはなんであんなに美しいのじゃ。
Tomorrow never knows が25歳の音世界かって。なんなのだあの達観した世界は。
ポールがいってたけれど、ミッシェルのレコーディングなんて数時間で終わりだったらしいし、ガールなんてジョンが一度歌ってその場でジョージがギターのメロ決めて、コーラスその場でつけて終わりだったらしい。そのころまではほとんどが、その場で完成するのが録音だったらしいし、今みたいに何度も何時間もかけるのはタブーだったようだし。
最初は、彼らもすごい作曲できるんだと感心したけれど、もう今ではそんなことも思わない。
要するに、彼らはそれが「彼らのあまたの中でなっている音だった」ということなのだろう。もがいてもがいて探し当てた音じゃなくて、それが「彼らが聞いていた音、彼らの音」だったということ。
最初から聞こえない音を探しているわけじゃなくて、単に鼻歌のときにすでに聞こえている音だったのだろう。天才の音なのだ。それが彼らの味であって、天才の味付けだったわけだ。
彼らの演奏テクニックだけ見ればコピーできるミュージシャンはもちろんいるだろう。決してビートルズは下手じゃなかったけれど、超卓越していたわけでもない。でも、あの味は出ない。出せない。聞こえない。ほかのミュージシャンの頭には響いていない音なのだ。彼らがリバプールで生まれ育ち遊ぶ中ですでに血液のように体の中に流れていた味であって、音世界なのだろう。
コード展開が奇抜、アイディアが芸術的、既成概念を壊した、そんなことは語りつくされたし、自分も相当議論した。
でも、彼らは議論もせずにただ「やった」だけ。考えてあのコード展開を生み出したんじゃないし、もがいて芸術を作ったわけじゃない。ただ、自分の中の味を音にしただけ。
彼らの音は世界の誰の体の中にも存在しなかった。だけれども、彼らの血液のような音の洪水は世界の人間を幸せにする力があった。そして、世界の人たちはその音を喜びを持って受け入れた。けれど、彼らは単に自分の音をはきだしただけだった。
今では、ほかの誰も彼らの音を再現できないことは知っている。それが天才の音だったということもわかったのだろう。あまりに快適だからみんながあんな音を作りたがったけれど、いままで誰もできなかったんだから。
本当に神が選んだ人たちなのかもしれないなあ。
この記事へのコメント
彼らの音楽の特徴として歌詞とメロディが一体化しているということが挙げられます。It' been a hard day's night,When I was younger so much,He's a real nowhere man,等言葉とメロディが完璧にマッチしています。彼らのおかげで日本での英語人口が増えたのは間違いないでしょう。
2008/01/04(金) 01:08 | URL | 間 健治 #-[ 編集]
そのとおりですね。
一度、小野洋子がインタビューで言ってましたが、ジョンの場合「So this is Christmas....」と歌いながらほとんどが詩と一緒に作曲できていってしまうようです。だからジョンの曲はまったく音楽と歌詞にムラがないのでしょう。本当に天才の作業です。ポールもそれに近いですが、ただ、ポールは音楽の天才が強いのでやはり曲が一人歩きできるものもありますね。
ジョンの曲は歌が入らないとどうもダメです。
どちらもすごい才能ですが。
一度、小野洋子がインタビューで言ってましたが、ジョンの場合「So this is Christmas....」と歌いながらほとんどが詩と一緒に作曲できていってしまうようです。だからジョンの曲はまったく音楽と歌詞にムラがないのでしょう。本当に天才の作業です。ポールもそれに近いですが、ただ、ポールは音楽の天才が強いのでやはり曲が一人歩きできるものもありますね。
ジョンの曲は歌が入らないとどうもダメです。
どちらもすごい才能ですが。
2008/01/04(金) 13:49 | URL | cavern #-[ 編集]
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