ビートルズの影響で趣味から思考回路まで一変した著者が日々の出来事と彼らとの接点を綴ります。できるだけ様々なアングルで書きたいと思います。
初めて海外旅行をしたのは21歳のとき、ロサンゼルスだった。数年前にホテルカリフォルニアが発売になったあと。ロサンゼルスでそのジャケットと同じホテルを見たときはやたらに感激した。本当にLAにキタゾーってな感じで。

アメリカではブルース・スプリングスティーンのコンサートを見て、死にそうになった。カッコよくて、エネルギー満載。まだまだ日本では、ロックコンサートでも座ってみているような時代。会場総立ちで踊りまくって唄いまくってそれでヘトヘトでコンサートは終了。これぞ、アメリカ!という感激だった。

今日、アメリカンロックの過去からの作品を少し聞き出していたら、そんな思い出がよみがえってきた。1981年、いい時代だった。だけれども、そこにはもうジョンはいなかったけれど。1980年だから、ジョンが突然いなくなっちゃったのは。

海外が遠かった時代、そこに行くことは夢だった。遠いアメリカ、遠いイギリス。

はじめてリバプールに行ったときは、すでにそれから8年後、1989年になっていた。あのグループは解散していたし、親分だった人はすでに死んでしまっていた。暗く、沈んだ町。冗談でも言っていないと落ち込みそうな雰囲気の町。数年前に見たアメリカの雰囲気と180度違っていた。でも、ここでアメリカをも席巻したあのグループは生まれたわけだ。そしてそれで自分のその後の人生も180度変わったわけだ。

ホテルカリフォルニアの時の体を動かす感激はリバプールにはなかった。ただ、自分の原点に触れた喜びがあった。熱い涙も流れた。

1989年、若かったなあ。