昨日の鬱憤はすでに忘れたので通常に戻ろう。アホな奴に思考回路を占有されるのはさらにアホラシイ。
今日はドライブに出かけたけれど、天気は晴れで素晴らしく、景色を眺めているだけで心地よかった。途中、フィッシュ&チップスのおいしい店でちょっと買って昼食。
いろんな本で読んだけれど、ジョンをはじめ他のビートルズのメンバーは結構このフィッシュ&チップスなんていう大衆的な安い食事を好んでいたようだ。日本でいえば、ラーメンやおにぎりなんてレベルの食べ物だけれど、大成功して大金持ちになってもスタジオなどでもよく食べていたらしい。まあ、そのほうが落ち着いたりしてよかったのだろう。
でも、そんな普通のレベルの感覚がビートルズにはなぜか時々漂っていた。大スターになってもなにか隣にいるようなロック小僧のような感覚。そんなところが彼らの愛すべき部分だったりしたけれど。
もし、フィッシュ&チップスの店でメンバーの誰かにでも会えるなら楽しいだろうに。東京のラーメンの名店で芸能人に会うのとはわけが違う。かつてリバプールに行ったときに散々フィッシュ&チップスの店にはいった経験がある。おそらく、彼らが利用した店もその中にあると思ったから。そんな大衆的な店に行ってたと思うと、なぜかうれしくなった経験がある。
彼らもそんなところから育ったんだからね。
どうも調子がもどらない。やはり日本の空気に浸かると本来の水に戻った幹事になってしまうから仕方がない。
ポールの離婚慰謝料の報道も出ているけれど、まあ凄い金だ。ポールの人生でどれだけ稼いだことかしらないけれど、慰謝料も単なる一部の料金に変わりはない。大金持ちだから。
でも、ロックなんざ、もともとは金もなくて反抗心旺盛な若者の音楽だから、ポールも今は精神的なロックを維持するのは大変だろうなあ。大金持ちだから。
昨日、日本の大金持ちと話をしてたら、「忙しくて金使ってる暇ない」ということ。なんと言うイヤミな話。だが、持つものはそれも事実だから仕方がない。ただ、その日本の金持ちはどこから見ても親の金引き継いで、「青●学院出身」なんてたいしたことないただの大学なのに自慢してるだけのただのお譲り金持ち。才能もなしで、仕事も出来ないのは事実だから。だからそいつの話はイヤミに聞こえるだけ。勝手にどうぞ。頭に来たからちゃんと批判しておく。仕事とはいえ、話をするものただの時間の無駄だった。
ポールが大金持ちでも全くイヤミもなにも感じない。それだけ他人に喜びや幸福を音楽で与えてるから。もちろん自分もどれだけ幸福感をうけていることか。いくらかね持ってても社会的に認められた才能と業績に対しては当然のことだ。
でもポールだって一生でその金を全部使い切ることも出来ないし、その意味もない。だから思うけれど、金は生きる分だけあるならそれでいい。あとはどんな生き方ができたか、なのだろうな。金もってて相手にレコード買わせても尊敬されるサーと、金もってて酒おごっても嫌われる七光りのアホ。やっぱり、問題は人間だって。
頭にきた奴がいたため、発散ブログ。
以前にビートルズのエンジニア・ジェフエメリックの本の話を書いたけれど、最近やっと手に入れて読んだ。
この人はビートルズといえども批判的なところはしっかり書いており、ジョンやジョージ、さらには特にリンゴまで批判の対象になっているところもある。その上、プロデューサーのジョージ・マーチンまで時には批判しているので、おそらくかなり個人主義的な人か我慢の許容量が少ない人なんだろう。逆にそれだからあれだけ完全に近いものを追求できたのかもしれない。嫌いなものは許せないわけだから。
でも、ポールに関しては音楽の才能や人間性においてはあまり批判は出てこない。さらに上を行く完全主義のポール、ということだろうか。
ただ、それぞれの批判はあくまでエンジニアからの視点でしかないから、単に「仕事をしやすいかどうか」のポイントで語っているような気もして、それについてはあまり同感できない。ジョンは異常な人間で、ジョージはまだ未熟で、リンゴの曲は退屈で、なんて堂々と語っているのもなんとも面白いけれど、ファンとして読めば、あんたは誰のおかげで有名になれたんじゃ?といいたいところもあるくらいだ。
でも、結局は全員に対する尊敬は残っているのもよくわかる。いやなことを批判し、才能を褒めて認める、ということだろうか。
まあ、分厚いけれど面白い本だった。スタジオでどれだけ才能が飛び散っていたか、また、ホワイトの頃からの関係の悪化、ヨーコの違和感とジョンがビートルズから心が離れていった様子なども、この本が本当なら、ずいぶん赤裸々に書かれていた分、その頃の様子が目に浮かぶような雰囲気にすらなった。
さて、日本では相当うまいものも食べたし満足もできた。でも、久々に帰ってみて、時間の流れは強く感じた。古びたレコード見つけて、中学生の頃を思い出した。そして、この本では40年前のことにあらためて凄さを知った気がする。4チャンネルの録音、世の中ステレオさえ満足にない時代の作品を生み出した時代。今はもう再現できんだろうなあ。

